ダットサン・フェアレデー 日産の心意気を感じる:あの時代を駆け抜けたクルマたち

わが国の自動車メーカー全体が世界に「追いつけ追い越せ」と発展途上にあった1950年代のことである。世界最大の自動車マーケットである米国になんとか輸出できないものかという模索の中で、日産は既にライバルひしめく乗用車ではなく、スポーツカーというジャンルでの進出を試みた。