待たされても、行きたくなるやきとり店!:愛を求めて やきとり漂流

東京メトロ東西線の行徳駅から徒歩5分の「炭火やきとり “大好き” 行徳本店」(以下、“大好き”)は、いつも地元の常連でにぎわう繁盛店である。テーブルとカウンターで16席の小さな店だが、持ち帰りもできるためにとにかく忙しく、待たされることも多い。なのに、なぜかまた来てしまうのだ。

入りやすさの裏側には見えない“神”がいたやきとり店:愛を求めて やきとり漂流

JR東大宮駅の東口を出て、徒歩1分半ぐらいのところにある「炭火焼き あたりや」は、岩井光男さん・八重子さん夫妻と次男の良仁さんの親子3人が仲良く切り盛りする店だ。12席ほどのカウンターは、夕方5時開店で7時頃には満席になる。お客の回転も良く、誰かが帰ると誰かがやって来る。常連さんに店の良さを聞くと、「入りやすさ」と「絶妙のタイミング」だと言う。実は、全てがそのためにデザインされているといっても言い過ぎではない、そんな店なのだった。